公的住所データ入門

アドレス・ベース・レジストリ、位置参照情報、郵便番号データ、基盤地図情報、法人番号。住所に使える公的データの出どころと使い分けを整理します。

公開 2026年10月12日 読了 約6分 Zorynto
目次
TL;DR · 要点
  • 住所と位置の公的データは、提供元ごとに、対象・細かさ・形式が違います。
  • 一つで全国をそろえて覆えるデータは無いので、組み合わせて使います。
  • 利用条件と更新頻度は、データごとに確認が要ります。

住所を扱うとき、手元に正解の一覧があるわけではありません。日本では、複数の公的機関が、住所や位置のデータを公開しています。

主なデータ

データ提供元何が分かるか
アドレス・ベース・レジストリデジタル庁町字・街区・住居など、住所の階層と位置
位置参照情報国土交通省街区などの代表点の座標
基盤地図情報国土地理院地図の基礎になる地物のデータ
郵便番号データ日本郵便郵便番号と、市区町村・町域の対応
法人番号公表データ国税庁法人の名称と所在地

使い分け

  • 住所の階層を確かめる:アドレス・ベース・レジストリ。住所の要素が実在するかを調べる基礎になる。
  • 座標を求める:アドレス・ベース・レジストリと位置参照情報。細かい順に試し、無ければ粗いデータで補う。
  • 郵便番号から住所を補う:郵便番号データ。ただし、郵便番号は町域の単位で、建物までは決まらない。
  • 組織の名称を手がかりにする:法人番号公表データ。

注意点

地域によって細かさが違う

市街地では住居まで、郡部では町字までしか無い、ということがあります。そのため、座標の精度は地域によって変わります。

文字コードと形式が違う

ファイルによって、文字コードも列の名前も異なります。同じデータでも、版が変わると列の並びが変わることがあります。取り込みの処理は、列の位置ではなく、見出しの名前で読むと壊れにくくなります。

更新される

住所は変わり続けます。公開データには更新があり、反映されるまでに差が生じます。

利用条件

データごとに、利用条件と出典の示し方が決まっています。利用の前に、各提供元の規約を確認してください。

各データの版・更新頻度・利用条件の詳しい表記は、確認が終わり次第、この記事に追記します。

Kiten での使い方

Kiten は、これらのデータを組み合わせて、住所の照合と座標の決定を行います(データの出典)。

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Sources · 出典
  1. デジタル庁 アドレス・ベース・レジストリ
  2. 国土交通省 位置参照情報ダウンロードサービス
  3. 国土地理院 基盤地図情報
  4. 日本郵便 郵便番号データのダウンロード
  5. 国税庁 法人番号公表サイト

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