住所のテキストを保存しない理由と設計
Kiten が、送られた住所のテキストを保存しない理由と、代わりに記録する項目、API キーとバッチ結果の扱いを説明します。
目次
- 住所は、氏名などと結びつくと個人を識別できる情報になります。保存しなければ、漏れることもありません。
- 記録するのは、時刻・エンドポイント・検証レベル・応答時間・request_id です。住所のテキストは含みません。
- API キーは、ハッシュだけを保存します。バッチの結果は、1時間で破棄します。
Kiten は、API に送られた住所のテキストを保存しません。この記事では、その理由と、設計の考え方を書きます。
理由
住所は、氏名や電話番号と一緒に扱われると、特定の個人を識別できる情報になります。住所を確かめる API には、顧客名簿や注文の住所が、大量に送られます。
保存しないことで、次のことが成り立ちます。
- 送られた住所が、後から漏れることがない。
- 住所の保管と削除の管理を、お客さまがこちらに頼まなくてよい。
- 問い合わせの対応で、住所の本文を見る必要がない。
記録するもの、しないもの
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 時刻 | する |
| エンドポイント | する |
| 検証レベル | する |
| 応答時間 | する |
request_id | する |
| 住所のテキスト | しない |
- 記録する
- 時刻、エンドポイント、検証レベル、応答時間、request_id
- 記録しない
- 住所のテキスト
- バッチの結果
- 取得のために一時的に保持し、1時間で破棄する
利用量の集計と、障害の調査には、これで足ります。問い合わせのときは、request_id をお知らせいただければ、住所の本文は必要ありません。
キーの扱い
API キーは、発行したときに一度だけ表示します。こちらで保存するのは、ハッシュ(SHA-256)だけです。そのため、紛失したキーを再表示することはできません。新しいキーを発行してください。
キーを入れ替えるとき、古いキーは24時間だけ有効なまま残り、その間に切り替えられます。
バッチの結果
バッチ処理は、結果を取りに行くまでの間、結果を一時的に保持します。保持は 1時間 で、作成したキーだけが読めます。
まだ確定していないこと
- 処理を行う場所(保管場所)と、国外への移転の扱い。
- 障害時の診断ログの範囲。
- 保持期間の延長(Business 向けに計画中)。
これらは、プライバシーポリシーの確定に合わせて公表します(プライバシーポリシー・セキュリティ)。
本記事は、法務の確認前の内容を含みます。
内容に誤りや不足があれば、お知らせください。